我が家の子として残った2匹:セイジ 2008年8月28日
セイジは、8匹生まれた中で一番小さい子でした。
ご飯を食べる要領が悪く、食べている途中でいつも誰かに横取りされていました。
(思い出すと、横取りしていたのはカルダモンだったのかも・・・)
いつも、いじめられてチュイチュイ鳴いていました。
そのせいなのか、ゲージから出たがってすぐに人の手に乗ってきていました。
いったん外に出ると、眼をキラキラさせてあっちこっち冒険していました。
私に、一番なついていて、残すならこの子がいいなあとずっと思っていた子でした。
生後1ヶ月くらいのときです、ゲージのふたを開けてご飯をあげ写真を何枚か撮り、ちょっと油断していたのか蓋を閉め忘れてしまい・・・脱走を許してしまいました。
台所にゲージを置いていたので、隠れるところは沢山。冷蔵庫の脇や食器棚の裏。
幸い、ドアは閉めていたので、台所からは移動できないはず。
耳を澄ましてみる・・・、足音や気配はなし。
広めの隙間を覗いてみる。いない。
ビニールやゴミ箱などをどけつつ、ガサガサと探していたとき・・・ふと、いやな予感に駆られました。
・・・ゴキブリホイホイ!!
1年くらい前に、仕掛けたまま忘れていました。
仕掛けたところに這いつくばってみると・・・居ました~!!影がビク!!としているのが見えます。
しかも、しっかりくっついている。
飼い主もセイジもパニック。
ホイホイの箱を広げ、大きめに切り取る。
とってあげたいけど、暴れるので余計張り付く。
これ以上くっつかないようにと手を出したら、思いっきり噛み付かれ、取り落としてしまった。
そんな時、いままで聞いたことの無いような悲鳴を聞きました。
その後、石鹸・油などで粘着はなんとか落としたのですが
・・・セイジの左手はプランとしたまま戻らなくなりました。
後悔の嵐です。
何故、ゲージの蓋を開け放していたのか、何故、ゴキブリホイホイを仕掛けたまま忘れていたのか、何故もっとうまく救出してあげられなかったのか。
痛かったろうに・・・ハムスターのあんな、悲鳴初めて聞きました。
本当はもっと前に記事にするべきだったのですが、思い出すと痛くて・・・飼い主として失格である自分が情けなくて・・・いままで記事に出来ませんでした。
現在、左手は動かないものの、手の甲で歩くときのバランスをとったり、ものをつかむときの補助にしたり、元気に暮らしています。
もう一匹残ったカルダモンとかわらぬ大きさで元気に回し車を走っている姿を見てやっとこのことが書けました。ご報告遅くなってすみません。
セイジは相変わらず、お外が大好きで、ゲージから出すと大喜びで探検しています。
クッションの裏や、スリッパなど気にいるとその周りをうろうろ。
人の洋服の隙間から潜り込んで背中のあたりでいつまでも遊んでいます。
コメントを残す